リヴ公式ブログ「リヴ速」

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あなたの人生に"気づき"を与えます

閣 僚 名 簿 発 表

 

 

⚠️WARNING⚠️

この記事は筆者の偏見妄想構成されており、政治的信条が強く反映されています。

ユーモア欠乏症の方、政治アレルギーの方はブラウザバック推奨です。

 

また、最近政治に関するフェイクニュースが色々と話題になっているのでこの記事は120%ジョークだと断りを入れておきます。

 

 

この記事は毎年12月に行われている汁Advent Calendarの企画記事です。

自分は3年連続3回目の参加になりますね。

https://adventar.org/calendars/9110

 

去年一昨年の記事は音楽の話題でした。

ので今年は趣向を変えて、みんな大好きな政治の話題でPV数を稼ごうという魂胆です。

 

はい、前置きが長くなりましたが本題にいきましょう。

 

最近は右からも左からもVaundyからも叩かれるようになってしまった岸田内閣。


www.youtube.com

 

「お前らが選んだ結果だろ!」と国民の過半数をどつき回したいところではありますが、このブログは皆さんの人生に"気づき"を与える啓蒙ブログ。

 

皆さんが日本の未来に希望を持てるような前向きな展望を紹介しようと思います。

 

というわけで最強のシャドーキャビネット2つ考えてきましたので早速行ってみましょう。

 

 

 

1.泉房穂内閣(現野党大連立内閣)

 

 

内閣総理大臣 泉房穂(無所属)

総務大臣 原口一博(立憲)

法務大臣 山添拓(共産)

外務大臣 小西洋之(立憲)

財務大臣 福田昭夫(立憲)

文部科学大臣 菊田真紀子(立憲)

厚生労働大臣 長妻昭(立憲)

農林水産大臣 田村智子(共産)

経済産業大臣 馬淵澄夫(立憲)

国土交通大臣 小宮山泰子(立憲)

環境大臣 辻元清美(立憲)

防衛大臣 たつみコータロー(共産)

内閣官房長官 山本太郎(れいわ)

デジタル大臣 中谷一馬(立憲)

興大臣 福島みずほ(社民)

国家公安委員長 小池晃(共産)

行政改革担当大臣 大石あきこ(れいわ)

経済財政担当大臣 安藤裕(民間人)

少子化対策担当大臣 石垣のりこ(立憲)

 

 

 

はい、健太じゃない方の泉内閣です。(健太じゃ連立は無理)

 

やはり自民一強ムードを打破するにはこれくらいのスターを揃えないとダメですね。

なお実現不可能という指摘は当たらないものとする。

 

 

人選のポイントですが、連立政権を組むうえで一番重要なのは総理大臣を誰にするのかという問題です。

 

バラバラな野党をまとめるためにはトップは無所属の市民派でなければならないと考え、前明石市長に白羽の矢を立てました。

 

無党派層からの受けも良いですし、一気の政権交代を狙うなら彼を担ぐ以外の選択肢はないと思います。

 

ちなみに他の閣僚と違って総理大臣は国会議員でじゃないといけないので無所属のまま当選してもらいます。(まあ余裕でしょ)

 

 

そして政権のスポークスマンとして山本太郎官房長官に配置。

原口、長妻、馬淵ら閣僚経験者も織り交ぜつつも、中谷、石垣、大石ら1~2期目のフレッシュなメンバーを揃え、またジェンダーバランスも考えた人選を心がけてみました。

 

小西、辻元ら右翼を憤死させるようなメンツもしっかり入閣。

 

公安のトップに共産党小池晃を据えたのはまあ…完全に遊び心ですね。

 

 

 

とまあこんな感じで今の日本政治における"最適解"を有権者の皆さんに提示したところで、ようやくこの記事の真の本題に入ろうと思います。

 

 

 

な、なんだって~~!!?

 

 

 

 

 

それがこちら!

 

 

 

 

2.Hoshimatic内閣(ホロライブ内閣)

 

 

内閣総理大臣 星街すいせい

総務大臣 鷹嶺ルイ

法務大臣 大神ミオ

外務大臣 一条莉々華

財務大臣 癒月ちょこ

文部科学大臣 儒烏風亭らでん

厚生労働大臣 天音かなた

農林水産大臣 角巻わため

経済産業大臣 兎田ぺこら

国土交通大臣 AZKi

環境大臣 湊あくあ

防衛大臣 獅白ぼたん

内閣官房長官 宝鐘マリン

デジタル大臣 姫森ルーナ

興大臣 さくらみこ

国家公安委員長 大空スバル

地方創生担当大臣 風真いろは

科学技術担当大臣 博衣こより

海洋政策担当大臣 沙花叉クロヱ

 

 

 

 

 

おお~~~

 

 

汁AdC、「硬派な記事かと思わせといてホロライブ紹介記事でした~」がまさか2日連続で来るとは思わなかったでしょう。

自分も想定外でした、はい。

 

 

人選について一人ずつ軽く紹介します。

 

 

内閣総理大臣 星街すいせい

 

意志の強さ、頭の回転の速さ、メンタルの強さ、どれをとっても総理大臣向きということで即決でした。

以前はホロライブ内でも孤高の存在でしたが最近はHoshimaticProjectなどホロメンや事務所スタッフを大勢巻き込んで動くことも多くなり、名実ともにホロライブの柱となりました。

ホロライブ内閣の中心にふさわしいと言えるでしょう。

 

 

総務大臣 鷹嶺ルイ

 

行政に関わるあれやこれやを幅広く管轄する総務大臣は仕事も多岐にわたります。

ということで秘密結社holoXでほぼ全ての業務を一人で担っているルイ姉にふさわしいでしょう。

 

 

法務大臣 大神ミオ

 

法務大臣には大神ミオことミオしゃを選びました。

司法に大きな影響力を持ち公正さと厳格さが求められるので、時折正論で人を殴りつける畜神様に期待します。

 

 

外務大臣 一条莉々華

 

外務大臣にはJPの中でも数少ない英語が話せるホロメン、9月にデビューしたばかりの一条莉々華を選びました。

彼女のコミュ力、行動力、稼働率の高さは、海外を飛び回り外交活動を行う外務大臣向きとだと思います。

 

 

財務大臣 癒月ちょこ

 

国の財布の紐を握る財務大臣には数々の豪遊エピソードを持つ癒月ちょこ先生をチョイス。

誰かの消費は誰かの所得、ということで消費活動を促す大胆な財政政策が期待できると思います。

 

 

文部科学大臣 儒烏風亭らでん

 

文部科学大臣には学芸員資格を持つ新人の儒烏風亭らでんちゃんを選びました。

美大卒で美術館での勤務経験を活かしたらでんちゃんの配信はもはや教養チャンネルと化しており、教育・文化を司る文科省のトップにふさわしいと思います。

 

 

厚生労働大臣 天音かなた

 

厚生労働大臣には天音かなたをチョイス。

「医療現場で働いていた」、「派遣切りに遭った」、「ホロ鯖にハローワークを建てた」など福祉や労働に関するエピソードを複数持つというこれ以上ない適役っぷり。

それらの経験から困っている人に真に寄り添える大臣になれると思います。

 

 

農林水産大臣 角巻わため

 

農林水産大臣にはホロライブの農業(食糧)担当角巻わためを登用。

食べられても8秒後にリスポーンするという特性を活かして食料自給率アップを狙います。

 

 

経済産業大臣 兎田ぺこら

 

経済産業大臣には、かつてホロ鯖で兎田建設を立ち上げゴーレムトラップや交易所の導入で産業革命をもたらしたぺこらを任命。

憧れのHIKAKINの様に多種多様な企画でキッズたちを楽しませるぺこらなら、型破りな経済政策を打ち出してくれるでしょう。

 

 

国土交通大臣 AZKi

 

国土交通大臣にはホロライブの地理担当、GeoGuessrの達人AZKiを任命。

都道府県名すら言えないホロメンが多い中、国土政策を任せられるのはこの人しかいませんね。

 

 

環境大臣 湊あくあ

 

これに関しては正直、適任者が思いつきませんでしたね、はい。

本当は重要なポストなはずなんですが、自民党政権下の環境大臣は毎回お飾り枠と化しています。

ということでここはすいちゃんの強引な推薦であくたんにちょこんと座っといてもらいましょう。

 

 

防衛大臣 獅白ぼたん

 

防衛大臣にはFPSライオンこと獅白ぼたんを起用。

シビリアンコントロールの原則はどうなるんだという苦情は受け付けません。

 

 

興大 さくらみこ

 

興大臣には、岩手県出身のみこちを起用。

地元に根ざした復興支援政策に期待します。

 

 

デジタル大臣 姫森ルーナ

 

デジタル大臣には元エンジニアのルーナ姫を起用。

本来IT音痴には務まらないはずのポストなので、現場を知る姫は適任だと思います。

 

 

国家公安委員長 大空スバル

 

公安委員長には当然、大空警察の大空スバルを起用。

警察OBが公安のトップになるのはどうなんだという話は(ry

 

 

内閣官房長官 宝鐘マリン

 

内閣のスポークスマンにはとにかく話の上手い船長を起用。

すいマリは頻度が高くない割にかなり気が合ってそうなので総理大臣の相棒としても申し分ないでしょう。

 

 

地方創生担当大臣 風真いろは

 

地方創生担当大臣には数々のド田舎エピソードを持ついろは殿を選出。

経験者だからこそ分かる地方の課題に取り組んでくれることに期待します。

 

 

科学技術担当大臣 博衣こより

 

科学技術担当大臣にはもちろんholoXのずのー、博衣こよりを起用。

最近ではカバーのエンジニアにAIこよりを作らせるなど最新技術の導入にも積極的でまさに適任でしょう。

 

 

海洋政策担当大臣 沙花叉クロヱ

 

海洋政策担当大臣には関西の海からやってきたシャチ、沙花叉を選出。

公式ユニットUMISEAのメンバーでもあり、自身のチャンネル登録者数100万人突破記念として水族館のコラボ企画を開催するなど海洋に関心をみせているのもあり選出しました。

じゃあ環境大臣でよかったのでは?

 

 

 

はい、という感じで閣僚の紹介を終えたわけですが、今回はさらに党人事も考えてみました。

 

 

 

幹事長 常闇トワ

総務会長 アキ・ローゼンタール

政務調査会会長 不知火フレア

国会対策委員長 夏色まつり

選挙対策委員長 ラプラス・ダークネス

 

衆議院議長 白上フブキ

参議院議長 ときのそら 

 

 

 

幹事長 常闇トワ

 

党務のトップを任される幹事長には、すいちゃんからの信頼も厚いであろうトワ様を起用。

忖度せずはっきりと物を言う性格で、党内の統制を図るには適任でしょう。

 

 

総務会長 アキ・ローゼンタール

 

総務会をまとめる総務会長は党内から幅広く慕われるベテランが適任と考え、アキロゼを選任。

 

 

政務調査会会長 不知火フレア

 

政策の要である政調会長には、すいちゃんが所属するしらけんのリーダー不知火フレアを起用。

イクラ内で1人で立ち上げた不知火建設を公式ユニットの一角に昇格させ漫画化まで持ち込んだ手腕に期待します。

 

 

国会対策委員長 夏色まつり

 

他党との調整役を任される国対委員長は当然他党とのつながりが不可欠です。

そこで他のVtuberにも事務所にも幅広く顔が利くまつりちゃんを選出しました。

 

 

選挙対策委員長 ラプラス・ダークネス

 

選挙戦略を担う大事な選対委員にはTiktok、Short動画、Twitch配信など多様な戦略でファンベース拡大を行っている策略家なラプ様を選びました。

 

 

衆議院議長 白上フブキ

参議院議長 ときのそら

 

とにかく格と中立性が求められる議長には古株の2人を選出しました。

 

 

 

はい、今度こそこれで終わりです。もう力尽きました。

 

みなさんもよかったらさいきょうのないかくを考えてみてください(適当)

 

そりでわ

 

 

君たちはどう推すか

 

この記事にはユーモアが不足しています。

治療には十分な栄養と日光と愛情とチャンネル登録者数が必要です。

ユーモアの摂取方法にも十分気をつけましょう。

 

 

先日、声優の和氣あず未さんが結婚を発表し、またそれに対して友人Gくんがお気持ち表明をしていました。

 

 

このトピックについては自分もずっと思うところがあったので個人的な見解を記事にしてみました。

 

 

 

・推しは他人

 

まず推しというのは所詮他人です。自分の思い通りには動きません。

 

推しが結婚した、卒業した、熱愛が発覚した、髪色が気に入らない、メイクが好みじゃない、歌が下手、ゲームが下手、SNSが下手、思想が偏ってるetc…

 

それに対していちいち文句を言うことは勝手ですが、言ったところで何も変わりません。

 

もちろん仕事なのである程度はファンの要望に応えることもありますが、最終的な決定権は推しサイドにあります。

 

 

これは本質情報ですが自分ではコントロールできないことについてあれこれ不満を抱くのはやめた方がいいです。

 

時間もメンタルも無駄にすり減らすだけです。

 

 

・何に金を払うのか

 

じゃあ推し活という行為自体がよくないのかと思うかもしれませんが、そうでもないと思います。

 

 

例えば、参加券を買って握手会に参加しました、推しと握手できて嬉しかった、推しと話せて楽しかった、

で良いじゃないですか。

 

推しは自分に対して握手したり会話したりといったサービスを既に提供しているわけです。

 

なのでその後熱愛が発覚しようが推しに飽きようが、楽しかった体験として対価をしっかり受け取っています。

 

推しは一定のサービスを提供する。それに対して価値を感じるなら金を払う。価値を感じなくなったらやめる。それだけのことですね。

 

 

「これだけ金をかけたんだから文句を言う権利がある」というメンタリティの人もいますが、さっき僕が言っとことを思い出してください。

 

推しは他人」「文句を言っても無駄」です。

そこのあなた!🫵人生損してますよ!

 

 

これは、投げ銭感覚で金をかける場合でも一緒です。

投げ銭をするなら"推しに投資するという体験そのもの"を対価としてすぐに受け取ってください。

 

あれだけ金かけたんだから失望させるな、何年も応援させろ、というのは金の使い方としてよろしくないです。

対価の受け取りを先延ばししたところで、契約があるわけでも無いし返ってくる保証はありません。

 

他人への投資は馬券購入と同じく自己責任です。

 

・結局何が言いたいかって言うと

 

 

まあ色々言いましたが、

「推しの熱愛が発覚して発狂」みたいなのはネタとして面白いですし、それら全てを咎めるつもりはありません。

 

とはいえ、中には「普段アイドル売りしてるんだから批判されて当然だろ」と反転アンチ化し、何故か誹謗中傷までいってしまう人もいます。最悪ですね。

 

 

そうならないためにも

・他人に願望を押しつけるな

・価値を見出せないものに金を払うな

・何であれ誹謗中傷はやめようね

この3つを心がけてみてください。

 

そうすれば、ワンランク上のオタクになれると思います。

 

 

以上、インターネット風紀委員リヴくんによる自己啓発記事でした。

 

そりでわ~

 

 

 

 

ぼくがかんがえたさいきょうの紅白2022 -軽量版-

 

はい今年もやってきました。年末恒例企画。

 

今年は去年の比じゃないくらい色々聴いたので、個人的にはかなり満足の行くセレクトになってます。

 

 

※去年からの変更点

男女の組分けは今時どうなんだってことで、今年はざっくりネット系(紅組)リアル系(白組)かで分けてます。

たまたま半々くらいだったからで特に意味はないです。

 

 

 

それ以外のルールは去年と同じです。

 

・ここ1年間でリリースされた曲

・アーティスト、メンバーの被りは無し

・邦楽とK-POPのみ対象

 

https://open.spotify.com/playlist/3RNdX6LnF82l8pdw1fZAwx?si=npRyIVoPTZa9L_Cexd3fcA

 

 

 

白組 1組目 KANDYTOWN - You Came Back

解散前に最高にカッコいい曲をドロップするカッコいい奴ら。

 

紅組 1組目 結束バンド - 青春コンプレックス

カッコいい。ぼざろの影響で楽器始めたオタクを全員振り落とさんとする勢い。

 

白組 2組目 GRAND FAMILY ORCHESTRA - 彗星の言い訳

新生グラファミの良さが出てる。

 

紅組 2組目 とた - あしたてんき

圧倒的やくしまるえつこ

 

白組 3組目 LEX - HAVE A NICE DAY

ほぼフレーズ1つで1曲通しちゃってるところが凄い。

 

紅組 3組目 TAKU INOUE×Mori Calliope - Yona Yona Journey

イノタク最強。

 

白組 5組目 lil beanz×ODETRASH - ジンオウガ

爽快感がやばい。

 

紅組 4組目 1Nm8 - Break Outta Here

ラップも声もスタイリッシュすぎ。

 

白組 4組目 SKY-HI×☆Taku Takahashi - Fly Without Wings

何だかんだ言ってラップ上手いしカッコいい。

 

紅組 5組目 Orangestar×IA - ノクティルーカ

めちゃくちゃアジカンっぽくていい。

 

白組 6組目 Ochunism - Hemoglobin

将来絶対売れるから今のうちに唾つけておきたい。

 

紅組 6組目 悒うつぼ - 四阿語り

普通だったら使わないようなSEを色々入れてくるので聞いてて楽しい。

 

白組 7組目 Awich×Yomi Jah - TSUBASA

沖縄の複雑な現状を歌ってて

 

紅組 7組目 くじら - 水星

コーラスワークが最高。

 

白組 8組目 ポチョムキン×LIBRO - オマジナイ

流石のベテラン、韻固すぎ。

 

紅組 8組目 HACHI - 夏灯篭

切ない歌声が、壮大なトラックとマッチしてる。

 

白組 9組目 Rin音×クボタカイ×asmi×A夏目 - What's Up

Tiktokで人気のゆるふわ系ラッパーが大集合。

 

紅組 9組目 須田景凪 - 雲を恋う

リフからして須田景凪節を感じる。

 

白組 10組目 SBMB×Jinmenusagi - Hitori

Jinmenusagiのワードセンスが光る。

 

紅組 10組目 ピーナッツくん - PetbottleRocket

とにかくエモい。天才。

 

白組 11組目 JUBEE×(sic)boy - 手紙

(sic)boyのヴァースが全部フック並。

 

紅組 11組目 EGOIST - Gold

とにかくサビが気持ちいい。

 

白組 12組目 Tade Dust×Bonbero - Life Goes On

韻もフロウも洗練され過ぎてる。

 

紅組 12組目 戌神ころね - Doggy god's street

FAKE TYPE.節炸裂。

 

白組 13組目 JP THE WAVY - Mango Loco

王道のブチアゲ曲。MVのダンスも好き。

 

紅組 13組目 DECO*27 - ジレンマ

ラスサビで急にベースが爆音になって音圧上がるところが気持ち良すぎる。

 

白組 14組目 NEE - 本日の正体

イントロからインパクト抜群。

 

紅組 14組目 猫又おかゆ - デタバレネコ

この手のサウンドおかゆの相性については去年も言及した通り。

 

白組 15組目 Whee In - pastel

えっちぃ。ほんとにえっちぃ。

 

紅組 15組目 yama - くびったけ

yamaのハスキーな声が映える。

 

白組 16組目 Chili Beans. - HAPPY END

とにかくアレンジが良い。

 

紅組 16組目 湊あくあ - あいわな

あくたんのアニメ声が最大限活かされてる。

 

白組 17組目 Cö shu Nie - 夢をみせて

突き抜けるような高音が素敵。

 

紅組 17組目 なとり - Overdose

今の邦楽シーンでバズる条件をすべて満たした、2022年を象徴する曲。

 

白組 18組目 Skaai×BIM - FLOOR IS MINE

Skaaiのセンスが爆発してる。

 

紅組 18組目 小鳥遊キアラ - DO U

キアラのめちゃくちゃクセの強い声がマッチした奇跡の1曲。

 

白組 19組目 ヒグチアイ - 劇場

歌詞もメロディも歌声も全部エモい。

 

紅組 19組目 Ado - 逆光

Adoのヤバさがヤバい曲。

 

白組 20組目 阿部真央 - Who Am I

表現力エグい。

 

紅組 20組目 星街すいせい - 放送室

天性の歌声。

 

白組 21組目 Creepy Nuts×Ayase×幾田りら - ばかまじめ

松永反省しろ。

 

紅組 21組目 米津玄師 - KICK BACK

段々と癖になるこの感じがいかにも米津。

 

 

 

という感じでした。

 

ではよいお年を〜。

 

 

 

 

 

書いてから気づいたけど、こいつ歌ばっか評価してんな。

ぼっち・ざ・ふぇす!【CDJ22/23】

 

12月30日、COUNTDOWN JAPAN 22/23にぼっち参戦してきたのでムーブと感想を軽く書いていきます。

 

 

今回のムーブ

 

入場

 

電車の乗り換えミスってyamaのアクト30分前に海浜幕張に到着。

 

ただ入場が思いの外スムーズでギリギリ間に合いました。

 

 

yama

 

1.  色彩

2.  あるいは映画のような

3.  a.m.3:21

4. 春を告げる

5. 麻痺

6.  くびったけ

7. 世界は美しいはずなんだ

 

yamaの暖かい声とチルいサウンドが朝イチの耳に優しく沁み渡る。

色んな意味で最高のトップバッターだった。

 

 

CHiCO with HoneyWorks

 

1. リベンジゲーム

2. 醜い生き物

3. 世界は恋に落ちている

4. 決戦スピリット

5. 我武者羅

6. プライド革命

 

ガッツリ盛り上げてくれたし楽しかった。

CHiCOがかわいかった。(面食い)

 

 

休憩

昼飯。フェス飯。

油も脂もやばい。

 

流石にアウターが邪魔だったのでロッカーに預けました。

開け閉め自由で1000円です。(高い)

 

ただ半袖だけだと厳しかったのでロンTも買っちゃいました。

萌え〜

 

 

ART-SCHOOL

 

1. ロリータキルズミー

2. Forget the swan

3. Chelsea Says

4. Just Kids

5. スカーレット

6. あと10秒で

7. FADE TO BLACK

 

リハから中尾憲太郎がブリブリさせまくってて笑った。

でもちゃんと引っ込むところは引っ込んで、気持ちいいアンサンブルになってた。

 

 

amazarashi(途中から)

 

05.  命にふさわしい

06. 空に歌えば

07. 独白

 

凄かった。特に独白がクソ熱かった。

ポエトリーリーディングで終わるのカッコよすぎ。

 

 

Roselia(途中抜け)

 

1. ROZEN HORIZON

2. R

3. Song I am.

4. PASSIONATE ANTHEM

 

いきなり知らん曲でわろた。

久しぶりに見たけど志崎さんが楽しそうにしててよかったです。

 

 

9mm Parabellum Bullet

 

1. Hourglass

2. One More Time

3. Black Market Blues

4. 名もなきヒーロー

5. All We Need Is Summer Days

6. The Revolutionary

7. 新しい光

8. Punishment

 

にわかにも優しいセトリでよかった。

特にBlack Market Bluesは昔Mステで見て衝撃を受けた曲なので十数年の時を経て回収できて感無量。

 

滝も暴れてたし、中村も暴れてたし、かみじょうちひろも暴れてたし、卓郎の髪も暴れてた。

 

Punishmentは加速してた。

 

 

SHANK

 

1. Surface

2. 620

3. Hope

4. Life is…

5. Departure

6. Karma

7. Take Me Back

8. Good Night Darling

9. High Tide

10. Set the fire

11. submarine

 

 

今回見た唯一のスリーピースバンド。

王道パンク(&スカ)って感じで好き。

ボーカルの声も好き。

 

 

DISH//

 

1. No.1

2. Get Power

3. DAWN

4. Loop.

5. 愛の導火線

6. JUMPer

7. 勝手にMY SOUL

8. 猫

 

猫モク。

パフォーマンス極めてた。

ボーカルが顔。

 

 

休憩(その2)

おやつ食べました。

また油。手がベタベタになった。

のんびり食ってたら火炎を聴き逃したのが今日唯一のプレミ。

 

 

女王蜂(途中から)

 

3. BL

4. KING BITCH

5. 催眠術

6. P R I D E

7. バイオレンス

8. Introduction

 

アヴちゃんの歌声が凄かったのは言わずもがな。

今日のラインナップに不足してたブラックミュージック要素を一手に引き受けてた感。

とにかく圧巻だった。

 

 

マキシマム ホルモン(途中から)

 

7. 糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー

8. メス豚のケツにビンタ(キックも)

9. 恋のスペルマ

 

最後ちょっとしか見てないけど、いつも通り大盛況でした。

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION

 

1. Re:Re:

2. リライト

3. ソラニン

4. You To You

5. 出町柳パラレルユニバース

6. 君という花

7. Be Alright

 

全体通してみると、最初3曲でサービスしつつ残りの4曲でやりたいことやった感じ。

特に後半がよかった。

 

最後の曲ではギター手放してマイク片手にラップしてたのがめちゃくちゃ様になってた。

この歳になって新しいスタイル手に入れてんのマジでリスペクト。

 

リライトのCメロではバンドの音量を極限まで下げて小声でコール&レスポンスをやってみたりと、以前のフェスを取り戻したいって気持ちを強く感じた。

 

 

Ado

 

1. 逆光

2. うっせぇわ

3. 私は最強

4. リベリオン

5. ウタカタララバイ

6. Tot Musica

7. 世界のつづき

8. 行方知れず

9. 千本桜

10. 踊

11. 新時代

 

待ちに待った大トリのAdo様。

会話を聞く限り、周りは「興味はあるけどあんまり知らない」層がほとんど。

その期待が驚嘆に変わる瞬間を想像しながらニヤニヤしてた。(きも)

 

そしたら初っ端からまさかの逆光。

確かに観衆の度肝を抜くにはもってこいの曲。

 

緊張してたからなのか、全体的にアレンジもシャウトもいつもより荒々しくてそれが逆に良かった。

 

特に逆光のラスサビのシャウトとホイッスルボイスは今まで聴いた中で1番凄かった。

 

そして逆光を始め、どの曲も終わる度に賞賛の声が聞こえてきて最高にキモチエエ

 

 

 

MCに関してはワンマンと同様、ラスト1曲の前までは一切喋らないスタイル。

それだけに「皆さんはじめまして、Adoです」の一言で会場がどよめいたのも面白かった。

 

「この国の音楽を、この国をもっと盛り上げたい」「大好きな日本の音楽を世界に届けたい」と壮大な野望を口にしていたのも熱かった。

 

 

そんな感じでAdo様のロックフェスデビューは大成功に終わり、

Ado様の歌声の下に世界は一つになり、

人類に初めて真の平和がもたらされたとさ。

 

めでたし、めでたし。

 

 

 

 

終わりに

フェスとかいうのぼっち参戦しかしたことないんで、来年こそ誰かと行きたいと思いました。うん。

1人でフェスを楽しむ異常独身男性

 

 

FF比最強ランキング

 

知り合いのフォロワー/フォローを晒すだけの記事です。

数字が大きい方がたぶん強いです。

 

 

鍵垢は対象外にしましたが、晒されて嫌な人、逆に晒してほしい人は言ってください。

都度修正します。

 

 

16 いしこ .143

15 すし .365

14 NGOK .375

13 めろちゃん .385

12 オタマ .424

11 なとガキ .534

10 タクヤ .587

9 洋平 .678

8 そういち .785

7  .794

6 もーん .816

5 ださ森 .879

4 ぎらす 1.000

3 あかげい 1.068

2 さくゃん 1.238

1 プレーミー 1.437

 

 

全体的に打低気味です。

1人だけお薬ボンズが混じってますね。

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

仕事の関係者にも一切媚びない女

【悲報】TLの構築に失敗しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言っちゃなんだけど💜のポエムが一番…(自主規制)

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

この男を見習ってほしい

 

 

 

新時代の歌姫 Ado 全国ツアー「蜃気楼」レポと彼女の魅力について本気で語る回

 

 

お久しぶりです。リヴです。

 

 

先日、自分が尊敬して止まない歌い手のAdo(以下敬称略)のライブに行ってきました。

 

それがまあ凄かったので、ライブの感想や、Adoの魅力について書いていこうかなと思います。

 

 

また、この記事は汁アドベントカレンダー企画参加記事です。

https://adventar.org/calendars/7917

アドだけに!(いしこの女)

 

あと去年の記事でYoutubeのリンク貼りまくった結果、重すぎて開けないと色んな人からお叱りを受けたので控えめにしときます。これで重かったらはてなブログのせいです。僕は知りません。

 

 

 

122日、僕が参加したライブはAdo初の全国ツアー「蜃気楼」の初日公演(KT Zepp Yokohama)です。

Adoにとっては今年4月に行われたZepp DiverCityでの初ライブ、8月に行われたさいたまスーパーアリーナでの2ndライブに引き続き3回目のワンマンとなります。(2回目でSSAってヤバすぎません?)

 

 

今回のセトリをプレイリストにしたのでよかったらどうぞ

https://open.spotify.com/playlist/2n42JhR7gPv3ZScoVnlxkV?si=XRgpyuwsSy-QcPAX8qrK7g

 

 

でまず会場の雰囲気についてですが自分と同じ1階スタンディングの客層としては10-20代がメインで男女比は73くらいでしょうか。

ただSSAの時は幼稚園児くらいの子供連れや高齢の方もわりと見かけたので、2階席にはいたのかもしれません。

 

 

んで、めちゃくちゃおとなしい。こういうご時世とはいえ最前ブロックなら多少の押し合いにはなるだろうと思っていたので少し肩透かしをくらいました。

 

声出しも、話し声くらいならOKとかいうやんわりとした許可が出されてはいたのですが、出しにくい雰囲気でしたね。

 

オルスタライブに初めて参加したという方も結構いたみたいです。

その辺の層にしっかりリーチしてライブに連れてきてるのは凄いことだなと思います。

 

 

 

ここでそろそろあの話題について触れておきます。

Adoのライブと聞いて誰もが真っ先に気にする"顔出し問題"です。(実際ライブ後にフォロワーに聞かれたこともありました)

 

御存知の通り、Adoはこれまでメディアや自身のYoutubeも含め、一切顔を明かすことなく活動しています。

 

 

でライブではどうなのかと言いますと、

 

 

顔出ししてます。(見えるとは言ってない)

 

 

一応スクリーンや仮面などで顔を隠すことなくステージに立ってはいるのですが、スポットライトが当たっていないので余程近い席でない限りはシルエットしか見ないという感じです。

 

ヨルシカやずとまよ等、最近特に増えている他の覆面アーティストのライブでは一般的なやり方みたいです。

 

 

ただライブでのAdoは歌っている間も結構激しく動くので視覚的に物足りなさを感じることはないと思います。

むしろ音に集中できるちょうどいい塩梅だなと感じました。

 

 

雰囲気を感じ取りたい人はこちらの動画をどうぞ。

Ado うっせぇわ Piano Ver.

https://youtu.be/G_jdDwi3Otw

今は髪も長く、よりアー写のイラストに近い印象です。

 

 

 

はい、本題に戻ります。

 

開演時間も過ぎ、SEとして流れていた曲も終わっていよいよかというタイミング。

 

ステージ上に降りていた緞帳をスクリーンにしてAdoの生誕からこれまでの音楽活動を年表形式で振り返る映像が流れます。

 

これをライブで流すのは正直どうなんだ感はありましたが、先日20歳になったばかりというタイミングでのライブということでギリ許される演出かもしれません。

 

 

 

そして幕が上がりまず1曲目「うっせぇわ」

 

来ましたね。いきなり来ました。

過去2回のライブでは意外な曲が1曲目に来てましたし、この曲はアンコールでやっていたので面食らいました。

 

 

この曲はAdoをスターダムに押し上げた一曲でもありながら、同時にアンチ?を生み議論を巻き起こした一曲でもあります。

 

その大部分は歌詞についてであって作詞をしていないAdoにとっては本来関係ないんですが、ボカロ評論家・鮎川ぱてさんの「うっせぇわ」評がしっくりきたので紹介します(丸投げ)

 

「うっせぇわ」を聞いた30代以上が犯している、致命的な「勘違い」

https://gendai.media/articles/-/80819?page=1&imp=0

 

 

んでこの曲、四つ打ちでかつハイハットも主旋律も四分の表拍が主体なんですよね。

いわゆる日本の民謡的なリズムというやつです。

 

このビートアプローチもこの曲がヒットした要因のひとつだと思っているのですが、それ故に本質的にはライブ映えするタイプの曲ではないのかなとも思っていました。

 

ですがそこはAdoの生歌の迫力、特に音源以上にがなりを強めることでこの曲が持つ尖りをさらに数倍鋭くしたような仕上がりになってました。

 

まあ端的に言えば超かっこいいってことです。

 

 

 

そして続けて2曲目「ウタカタララバイ」

この曲は今年の夏に公開されたONE PIECE FILM RED(以下FILM RED)の挿入歌のうちの1曲です。

 

ライブ未披露曲の中でも特にファンに熱望されていた1曲。

あまり聞き馴染みはないですがエレクトロスウィングというジャンルに分類されるそうです。

 

劇中の役割的にも「未知の音楽感」を演出するという重要な曲でしたので、それを新進気鋭のFAKE TYPE.に任せたのは上手い采配だなと唸りました。名将ジョー・マドンもびっくり。

 

Adoのテク厨要素を詰め込んだようなこの曲。

全編に渡って歌とラップが織り交ぜられているんですが、ミュージカル並みに抑揚をつけて歌っているので素人目に見てもクソ難しいんですよね。

 

しかもライブでラップをやるって結構難しいことで、本職のラッパーでも音源はカッコいいのにライブだとしょっぱいみたいなことはあるあるです。

 

それもあって正直これ生で歌えんのかみたいに思ってたところはありました。

 

が、歌えちゃうんですよね~。なぜなら、Adoだから。

 

 

そもそもプロの歌手に対して歌える歌えないのレベルの話をするのって失礼かもしれませんが、この曲に関してはかなり凄いことをさらっとやってのけていたので言及せずにはいられませんでした。

 

 

また、この曲はバンドアレンジが特によかったですね。

特に「I wanna make〜」から始まるサビ ?で半テンになるところはめちゃくちゃカッコよかったです。

 

Adoの曲は音源だとバンドサウンドの曲が少ないので、バンドアレンジが聞けるのもライブならではの楽しみです。

 

 

 

そして3曲目「私は最強」

この曲もFILM RED挿入歌でMrs. GREEN APPLE大森元貴作曲です。

 

今言ったばっかりことをひっくり返すようなことを言いますが、やっぱ元々バンド編成の曲を生バンドでやるってのはいいっすね。

 

特に僕はサビにドラムロールがある曲が気持ちよくて大好きなんで良かったです。

 

 

また、サビ終わりのハイトーンビブラートの安定感もエグいです。

やっぱライブだと歌い終わりのロングトーンって重要で、正直そこさえ決まれば上手くまとまった感出るんですよね。

 

Adoに関してはそこが毎回完璧に決まるからこそ安定してハイスコアを叩き出せるのかもしれません。

 

結局160km/hの豪速球投げとけばなんとかなる的なね。選ばれた者のみに許されるパワープレイ、嫌いじゃないです。

 

 

 

4曲目は「ギラギラ」

これまでの3曲とは打って変わってミドルテンポの曲。

 

この曲は特に感情の乗せ方がエグいですね。Adoらしい卑屈さの中にタイトル通り「ギラギラ」した尖りを隠し持った歌詞なのでより一層シナジーが生まれてるのかもしれません。

 

Ado楽曲はこの曲も含め、作詞作曲の段階でAdoというキャラクターに当て書きするような曲が多いです。

Ado本人が作詞作曲したわけではないんですけど、色んなコンポーザーが考える"Ado"が結集して、それがAdo作品を形作るという構図はおもしろいなと思ってます。

 

あとこの曲で目を引いたのがダンスですね。

ガッツリとではないですけど感情表現としての動きにところどころ振り付けが混じったりって感じでした。

ジャンルとしてはストリートジャズに近いですね。

 

 

あんまりAdoにダンスのイメージはないと思うんですけど、結構上手いんですよね。

 

これは持論なんですが、楽器をやってるかどうかで音楽の聞き方が変わってくるように、ダンス経験も音楽の聞き方に大きな影響を与えると思っています。

なので踊りができるというのは自分のなかでは信頼できるなと思いました。

 

 

 

で、この辺あたりからは1曲ごとに暗転して30秒前後のブレイクを挟むようになります。

 

Adoのライブは基本的にMCがほぼ無いのでその分の尺の調整の意味合いもあるかもしれませんが、喉の負担を考えた休憩という意味もあるんじゃないかなと思ってます。違ったらすみません。

 

ただでさえ負担がデカそうな歌い方をしていますし、まだ3回目のワンマン、初の全国ツアー初日ということを考えればこれくらいの配慮をしてもらった方がファンとしても安心できます。違ったらすみません。

 

そもそも全ての曲がベストパフォーマンス級という佐々木朗希みたいな規格外の存在なので、大事に使ってほしいです。違ったらすみません。

 

 

 

そしてここから2曲は恒例のボカロカバー。

 

Adoは作詞作曲こそしていないものの本人名義の言わば持ち曲が20曲以上あるので、それだけでセトリを組むことも可能です。

 

ただ彼女は自身の音楽のルーツであるボカロ文化、歌い手文化に強いこだわりとリスペクトを抱いています。

 

中田ヤスタカ椎名林檎から楽曲提供を受けるほど会社からもプッシュされているにもかかわらず、1stアルバムのコンポーザーをボカロP・歌い手のみで固めたり、初のフェス出演にニコ超を選んだりと、活動の節目節目でその辺のこだわりが見えてきます。

 

というわけで今回に限らずボカロのカバーは続けていくものだと思ってます。

 

 

 

そしてまずはシザーハンズ

原曲は初音ミクということもあって結構切ない印象を受ける曲ですが、Adoはかなり激情込めて歌っており個性が感じられて良かったです。

去年歌ってみた動画を上げているのでぜひ聞いてみてください。

 

 

 

カバー2曲目は「千本桜」

言わずもがな、日本の国歌ですね。起立脱帽プチョヘンザせずに聞いてたお客さんは反省してください。

 

実は昨年発売された千本桜10周年記念コンピにAdo ver.も収録されており、サブスクでも配信されてます。

 

親の声より聴いたこの曲ですし、正直聴き飽きた感はありますが、なんだかんだ最後転調するところなんかは盛り上がるしいいですね。

 

 

ちなみに8日の福岡公演のセトリではこのボカロカバー2曲が 金木犀」と「イート」になっていたらしいです。特に「イート」は初披露だったと思うので聞きたかったですね。

 

 

 

そして次の曲は過学習

Ado楽曲の中でもかなりボカロチックな一曲。ギターや鍵盤の音量を抑えてドラム主体という珍しいバランスの曲です。

 

序盤はボーカルがドラムのリズムに合わせるような形で窮屈な印象を受けるんですけど、サビで一気に開放されるんですよね。

 

さらにそこで透明感のあるファルセット、これが気持ちいいんですよ。

 

ライブでもそれを損なわないよう、がなりを抑えめで歌っていたのが印象的でした。その辺のバランス感覚、マジで信頼です。

 

 

 

リベリオン

来ましたね。この曲も「ウタカタララバイ」と並んで熱望されていたのではないでしょうか。

 

個人的には1番テンション上がりましたね。疾走感のある曲を伸びやかに歌い上げるAdo様、たまんねえっすわこれ。

 

予想通りライブでもめちゃくちゃ盛り上がる曲なので今後も歌われることになりそうです。

 

 

「行方知れず」

はい、来ました。椎名林檎提供曲。

 

レコーディングの楽器隊も椎名林檎周りのメンバーで固めているだけあってとっても林檎みが強い1曲です。

Ado楽曲の中でもかなり異彩を放っていますね。

 

お察しかもしれませんがAdoの歌い方は椎名林檎に強く影響を受けており、本人もそれを公言していました。

それで憧れの歌手に曲を書いてもらうってなんか夢があっていいですね。

 

また、この曲がリリースされた時の椎名林檎のコメントがかなり印象的だったので引用させて頂きます。

 

Ado氏の声を初めて拝聴したとき「なんと理想的などら猫声なんだ」と慄きました。二十五年前、拙作無罪モラトリアムを出してしまう前にこの響きに出会せていたら、ぜんぶ彼女に歌ってもらったことだろうとも思います。そう、私は作り手冥利に尽き続け、いまごろさぞやそっくり返っていたことでしょう。

 

いくらなんでも大げさな気もしますが、ボーカルディレクションにまで立ち会った椎名林檎がそう感じたのもあながち嘘ではないのかもしれないと、この曲を歌いこなすAdoを見て思ってしまいましたね。

 

 

 

「ラッキー・ブルート」

この曲は1stアルバムの中でも1番攻めた曲だなと感じました。

 

おどろおどろしい雰囲気が特徴的で、Adoの歌声の人間離れした部分を煮詰めたような歌い方。

 

そしてこの曲に関しては寝っ転がりながら歌うというパフォーマンスも注目ポイントです。

確かにこの曲の狂気性を考えたら棒立ちで歌うのはおかしいかもしれませんが、ここまで振り切ってやってくれるのは流石です。

 

さらに曲の序盤、急に後ろに倒れ込むという動きがありましたが、あれだけ一瞬で脱力して倒れられるのは凄いですね。

かなりの柔軟性がないとできない動きです。

 

この辺は見ていただかないことには、という感じですが歌に限らず表現力に長けた人なんだなというのを感じましたね。

 

 

ちなみに1stライブの1曲目はこの曲だったらしいです。いくら何でも攻め過ぎです。でもそこがいい。

 

 

 

Tot Musica

ここからは怒涛のFILM REDゾーン。映画が公開されて何ヶ月も経つんでネタバレ気にせずに言っちゃいますね。(予防線)

 

この曲はざっくり言うと「世界を破滅に陥れる歌」という設定なんですけど、ハードル半端なくないですか?

 

いい意味でも悪い意味でも"世界を変える歌"というのはよくありがちです。

ですが漫画ならともかく、音声ありのメディアでやるにはかなり危険な演出なんですよね。

その歌に説得力が無いと陳腐なものになってしまうという。

 

ただFILM REDではその圧倒的な歌唱力をもってしてクソデカ設定にちゃんと応えていたなと思いました。(もちろん少年漫画的リアリティの中での話です)

 

 

そして言うまでもなく、ライブでもパワフルな歌声は健在で、もはや声というか咆哮に近い何かって感じで凄かったです。

 

また、曲が進むにつれて何かに憑依されたかのような動きになり、終盤ではステージを這うようにしながら歌うというエグい身体表現も見せてくれました。

 

 

 

そして最後には力尽きたかのように倒れ込み、そのまま「世界のつづき」

 

劇中終盤の流れを完全再現した演出は、もうミュージカルさながら。あのクライマックスの感動が思い出されます。

 

 

そしてあれだけフルパワーで歌った後に消え入りそうな声で歌い出すこの緩急。もしかして、山本由伸さんですか?

 

このライブ初めてのバラードで表現力の幅を見せてくれます。

 

 

さらに映画のエンディングでもある「風のゆくえ」

ストリングスをバックにした、ストレートで壮大なバラード。

 

難しい曲を歌いこなしたり、激しい曲をパワフルに歌ったりするのももちろん凄いんですけど、こういう一切誤魔化しが効かない曲でもがっつり魅せてくれるのがまたすごいところ。

 

静かなAメロの繊細な表現、サビの力強くも泣きが混じったような歌い方。バラードのお手本って感じがします。

 

 

 

そして歌い終わった後、今まで歌以外では一切口を開かなかったAdoが一言「次が最後の曲になります」。

 

それに対して客が「え~?」とお約束の返しをすると、「え」とガチで困惑した反応。

 

歌っている時とは対照的な彼女の初々しい一面が垣間見えてよかったですね。

 

 

 

そしてそんな最後の1曲は「心という名の不可解」

 

はいみんな大好き、まふくんの提供曲ですね。

Adoもまふくんリスナーであることを公言しています。

 

1stライブではアンコールの最後、2ndライブでもアンコール前の最後の曲として歌っていており、ラスト曲の定番になりました。

それだけAdoにとっても大切な曲だというのが分かります。

 

 

ちなみにこの曲がリリースされた当時は一部界隈が荒れたりもしていましたが、すぐに別の女が登場して辺りを焼け野原にしてしまったので再び平穏が訪れたらしいです。(歌い手今昔物語)

 

 

あとギターがかっこいい曲なので、顔モクでギターが一番見えにくい&聞こえにくい場所を選んでしまったことを少し後悔しました。(顔声優オタクの哀しき習性)

 

正直近づいてもはっきりと見えるわけではありませんし、Adoのライブに関しては近くで見ることにそんなにアドが無いです

どの席もフェアとも言えますね。

 

 

 

はい、そんな感じで一旦終わってここからはアンコール。

 

 

アンコール1曲目は「新時代」

まあこの曲はやらないはずがないと思っていたので予想通り。

 

「うっせぇわ」に替わってAdoの代名詞になりつつあるこの曲。

照明も、映画さながらの煌びやかな演出で気合い入ってました。

 

実は最初にこの曲を音源で聴いた時はあまりピンと来てませんでしたが、映画でド派手な演出を見た時に印象がガラッと変わりました

画と音の組み合わせに凄い説得力があったんですよね。

 

作曲はあの中田ヤスタカですから、視覚的な演出も計算に入れた上での曲なのかもしれません。

 

 

ライブでも他の曲がダークな分、より際立っている印象を受けました。

 

 

 

そしてアンコール2曲目は「逆光」

 

待ってました。僕が今年最も聞いた曲です。(Spotify調べ)

 

SSAライブで初めて生で聞いた時に衝撃を受け、Adoの歌唱力は本物だと確信した曲でもあります。

 

 

「うっせぇわ」を始め刺々しさが目立つAdo楽曲の中でも、際立って「怒り」という感情にフォーカスしたこの曲。

 

楽曲提供はVaundyなんですが、彼のイメージとはかなりのかけ離れた仕上がりになっています。

 

作曲の段階でどこまで想定していたのかはわかりませんが、Vaundyの振り幅の広さとAdoの歌唱力が化学反応を起こした奇跡の1曲だと思ってます。

 

 

そしてライブ映えもヤバいです。怒りを込めた叫びにただただ圧倒されるばかり。

 

初めて生で聴いた時の印象は「人間ってこんな声出せんの?」。

 

もう文字で伝えるのは不可能なので全人類Adoのライブ行ってほしいです。

 

 

あとこの曲、音源でもイントロに歓声が入ってるんですけど、お客さんもそれを意識してちらほら歓声を上げてたのがよかったですね。

 

声出しが許される雰囲気になればまたライブもさらに楽しいものになりそうだなと感じました。

 

 

 

ここでライブ唯一のMC

かなり辿々しく、言葉に詰まりながらもこのツアーに臨む心境について語っていました。

 

 

当初、Adoの音楽活動の最大の目標はSSAでのワンマンライブでした。

 

それも今年8月に叶い、そのSSAでのMCでは「このステージに立つことが私の全てだった」、「明日から何を目標に生きていけばいいか分からず正直怖い」というようなことまで言っていました。

 

 

今回のツアータイトル「蜃気楼」は、そんな夢のSSA公演の先、ぼやけていてはっきりと見えない現状やこの先の目標を指しているとのことでした。

 

しかし今回のライブを経て、ステージに立って歌っている時が一番生き甲斐を感じると確信を得たとのことです。

 

 

ちなみに福岡公演のMCはもっとライトな話題だったらしいです。

 

 

 

そして最後、トリをかざるのはもちろん「踊」

 

SSAMCで、Adoの活動の中でも「うっせぇわ」と並んで特別な曲だという話をしていました。

 

 

説明不要の鉄板ブチ上がりソングということで、もう事細かに書かずとも、その盛り上がりは想像に難くないでしょう。

 

 

すっかりアンコールの定番になりましたが、1番最後の曲が「またのお越しを きっと」「次回までお元気で ここらでバイバイ Let go」で終わるのいいですよね。

 

 

最後は演奏が終わると同時にライブタイトルが入った緞帳がバサッと降りてきて終演。

 

彼女のライブは1つの演劇に見立てた作りになっているのも好きなポイントの1つです。

 

1stライブのタイトルが「喜劇」。

2ndライブのタイトルが「カムパネルラ」。(銀河鉄道の夜の登場人物)

1stアルバムのタイトルが「狂言」。

 

そもそもAdoという名前が狂言のアド(脇役)が由来だったりと、活動の全てにおいて「演劇」という一貫したコンセプトが見られます。

 

 

 

とまあそんな感じで終演した「蜃気楼」神奈川公演。

 

あまりの衝撃体験に会場を離れ難くなり、わざわざ長蛇の物販列に並んでTシャツを買って帰ったことを告白します。

 

 

 

最後に

 

ここでAdoの魅力について書こうと思ったんですがもう散々書いてきてるんですよね。

 

なので今回この記事を書いた理由について少しお話しします。

 

 

 

Adoは今や押しも押されぬ売れっ子なわけですが、それでもまだ誤解されてる部分も多いと感じています。

 

 

特に、歌唱力に疑問符が付けられているのを見るともどかしく思います。

 

テレビの歌番組に生出演したことがないというのもあり、生歌は上手くないのではないかと懐疑心を抱いている方も多いでしょう。

 

フェスにも出演するようになりましたし、そういった問題もいずれは解決すると思いますが、現時点ではそう思われても仕方ない部分もあります。

 

 

そのような事情もあり、今はまだ限られた目撃者の1人である自分が「Adoの歌唱力は本物である」と証言する必要があると感じ、この記事を書くに至ったわけです。

 

 

というわけで みなさん、

Adoの歌を聴きましょう。

Adoワールドにハマりましょう。

そしたら是非僕と語り合いましょう。

 

そんな日が来るのを楽しみにしています。

 

 

 

それでは